出てこんばい(福岡市)2016.7.23


博多の天神に仕事で出張に行った帰りに、博多駅近くで目についた看板。

道路を跨いだビルの看板   看板には「ルーム」の文字が。何ルーム?

ルーム  ルーム     


「○○ルーム」とか「ルーム○○」ではない、ただの「ルーム」。

看板を見る限りではこの「ルーム」というのは、どうも部屋の賃貸を生業とする会社の会社名のようだ。

看板では「ルーム」でWeb検索して自社サイトに来るよう促しているが、はたしてこんな特徴の無い単語だけで、 この会社のサイトが出てくるのだろうか?


ということで、googleにて「ルーム」でWeb検索してみた。表示された結果はこちら。↓

●映画『ルーム ROOM』公式サイト

●ルーム:作品情報 -映画.com

●ルーム(映画)-Wikipedia
 (↑上位3件は映画の「ルーム」関連)

●ROOM - 欲しい!に出会える。
 (↑これは楽天のスマホ向けサービス)

●映画『ルーム』予告編 -YouTube
 (↑これも映画ね)

●奈良県赤十字血液センター|献血できるところ |近鉄奈良駅ビル献血ルーム

●インテリアショップ 【ROOM +1】

 (以下略)

・・予想通り、この会社のサイト全然出てこないじゃないか(笑)!  どがんなっとっとね、ほんなごつどうなってるの、ほんとうに

もしや博多近辺の人が検索すると1番目に出るようになってるのか? でも博多以外の人も部屋探しはやるだろうし、ねえ。

戦略的にあえて特徴の無い会社名をつけてるのかも知れないが、もう少しオリジナリティのある名前のほうがよいのでは。


ちなみに検索で上位に出てきた「ルーム ROOM」という映画は、公式サイトによれば「母と息子の衝撃の感動作」「世紀の愛の物語」らしい。(俺は見てないけど)

この映画が例えば、いわく付きの賃貸ルームに引っ越してきた女子大生の身の回りに奇怪かつ凄惨な事件が次々と起こり・・といったホラー映画で無かったのは、 「ルーム」で検索を促したこの会社にとって幸いだったろう。



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