エジプトバイク(奈良市)2016.8.21


紀元前3000年頃に始まったとされる古代エジプト文明において、巨大ピラミッドが示すとおり建築学・測量術・幾何学が発達していたことは広く知られているが、 カレンダー、紙(パピルス)、ビール、ワイン、自動販売機、自動ドア、給与制度(サラリー)など、 我々の生活の原型となるものが既にこの時代に存在していたことにはあらためて驚かされる。

先日高の原近辺を散歩していた際に、もしかしたら古代エジプトにも「オートバイ」があったのではないか?との想像を喚起させる、イカした標識を発見。

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「歩行者のための道です 単車はお断り」  運転者の服装に注目

古代エジプトの壁画に描かれていてもあまり違和感が無い(うそ)、独特な絵柄。

ハンドルや足のステップや後輪がどうなっているのか不思議な構造のオートバイも謎を秘めたオーパーツっぽいが、運転者の服装がこれまた古(いにしえ)の謎を深めてくれる。

上半身はグレーの服に白いビブスをつけているようにも見えるが、何かの選手だろうか?

下半身に至っては驚くことに、腰からつま先まで切れ目なく一体化している。クマの着ぐるみ?それも下半身だけ?なぜ?


高の原に続く散歩道

まあ、古代エジプトにオートバイがあったとの話は聞かないし、ここ古都奈良にゆかりがある訳でもない。正倉院にも無さそうだし。そりゃそうか。

単純にヘタウマ風味の意匠が楽しめる標識ということなのだけど、標識を見た人に強く印象づける効果を狙ってこんな風変わりな絵柄にしているのだろう、きっと。


ちゃんとしたバイクが描いてある標識

・・あれ、普通の標識もあるやん・・



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